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灯台

hirotonsの安房崎(あわざき)灯台の写真に
さきもり(防人)と、全て変体仮名で書いてみました。
佐支裳利=さきもり
a0166366_1224324.jpg

photo by hirotons & Calligraphy by saiyu



変体仮名(へんたいがな)とは。。。
を説明する前に。。。

「漢字」は中国から日本へ伝えられたものですが、
「かな」は日本独自の文字です。
まず飛鳥・奈良時代に、漢字から「万葉仮名」がつくられました。
さらに時代を経て、万葉仮名の草書体である「草仮名」がつくられ、
平安時代の中期ごろには、この「草仮名」をさらに簡略化した
「平仮名」がつくられました。

平安時代、漢字は上流階級の男子しか使えず、女性は漢字を習うことが
禁じられていましたが、その代わりに、女性が使える「平仮名」ができ
ました。
これが漢字からつくられた「万葉仮名」を男手と言うのに対して、
「平仮名」は女手とも言われるゆえんです。

さらに説明すると、「万葉仮名」は、下記のように一音一字です。
例)安と書いて"あ"とよみます。
  以と書いて"い"とよみます。
    万葉仮名で”あいうえお”と書きますと
            ”安以宇衣於”になります。

これに対して「平仮名」は、一音に複数の字をあてはめていました。。
その一音複数の字をまとめて、「変体仮名」といいます。
この「変体仮名」の文字の種類は300種あるようですが、実際に使用した文字は
100から200種のようです。

例)安 阿 悪 のどれもが「あ」と読みます。
  以 伊 移 のどれもが「い」と読みます。

現在使われている「平仮名」の48字体は、明治33年に、一音一字の原則になり、
統一されました。

以上、書道ウンチク話でした。。。(^^ゞ
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by penpami | 2010-03-23 12:48 | 言の葉の風景より
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